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最新国際情勢

2018年12月10日 英首相、EU離脱案採決を延期

メイ英首相は10日、英国の欧州連合(EU)からの離脱案を巡り、11日に議会下院で予定していた採決を見送ると表明した。離脱案の内容に対して野党だけでなく与党の一部からの反発も強く、このままでは採決しても否決が確実だと判断した。 *参考:日本経済新聞

2018年12月10日 EU最高裁、一方的な英EU離脱撤回「可能」

欧州連合(EU)の最高裁にあたるEU司法裁判所は10日、英国のEU離脱方針を巡り、ほかの加盟国の同意がなくても英国が一方的に撤回できるとの正式判断を示した。同裁判所の法務官が4日に示した暫定的な見解を踏襲した。メイ英首相は離脱方針を撤回しないと繰り返すが、法的には離脱撤回も...

2018年12月10日 中国外務省、日本政府による政府調達からの中国企業2社排除に不快感

中国外務省の陸慷(りく・こう)報道官は10日、日本政府が政府機関の調達先から中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)などの製品を事実上排除する方針を決めたことについて、「中国はいかなる差別的な対応も受けるべきではないと考えている」と述べ、不快感を示した。 *参考:産経新聞

2018年12月9日 独与党新党首、移民政策の見直しへ

ドイツ与党・キリスト教民主同盟(CDU)の新党首に選出されたアンネグレート・クランプカレンバウアー氏は9日、来年の欧州議会選の前に同党の移民政策を変更する計画を明らかにした。 同氏はメルケル首相の側近だが、移民政策では首相のリベラル路線と決裂する可能性がある。...

2018年12月7日 独与党CDUの新党首にメルケル氏側近

ドイツ与党・キリスト教民主同盟(CDU)は7日、メルケル首相に代わる党首として、アンネグレート・クランプカレンバウアー氏を選出した。これにより同氏はドイツ次期首相の最有力候補となった。 メルケル首相の側近で路線継承を掲げるクランプカレンバウアー氏は決選投票で517票を獲得。...

2018年12月7日 独政府、政府調達からファーウェイを排除せず

ドイツ政府は、次世代高速通信「5G」のネットワーク構築に向け、いかなるメーカーやハイテク企業も排除しない方針を示した。内務省の報道官が7日明らかにした。 米国の同盟国ではオーストリア、ニュージーランド、日本などが、政府機関の採用する製品・サービスなどから中国の通信機器大手、...

2018年12月7日 中国、スパイ罪で日本人女性に懲役6年

中国の上海市第一中級人民法院(地裁)は7日、2015年6月に同市で中国当局に拘束された日本語学校職員の日本人女性について、刑法のスパイ罪で懲役6年の実刑判決を言い渡した。5万元(約82万円)の財産没収も命じた。日本政府関係者が明らかにした。...

2018年12月6日 伊「同盟」、2019年財政赤字目標の大幅な修正に反対

イタリア連立政権を構成する右派政党「同盟」の指導部は、同党は2019年予算案の財政赤字目標の小幅な修正しか認めない方針だと述べた。 フランスが、国民の反発を受けて来年の燃料税引き上げを断念し、来年の財政赤字が欧州連合(EU)の財政ルールに違反する見通しとなり、欧州委員会はイ...

2018年12月6日 ロヒンギャ 若者から抗議運動 政権や市民の反応、現状まとめ

ロヒンギャ難民への残虐な殺戮、ロヒンギャ難民女性や少女への性的暴行、などが焦点の一つとして世界のメディアで取り上げられ、非難が集まった。スー・チー氏は、2016年後半より明らかになった、軍によるロヒンギャ女性に対する多数の性的暴行疑惑について、口を閉ざしていた。ノーベル平和...

2018年12月 米中貿易交渉の結果(中国側)

12月6日 中国商務省の高峰報道官の記者団に対する言明 ・米中貿易交渉の最終的な目標は関税の撤廃との認識 ・先週アルゼンチンで行われた習近平国家主席とトランプ米大統領の会談は成功だった。 ・農業・エネルギー・自動車の分野で米中が合意した内容についてはただちに実行に移す。...

2018年12月5日 ユーロ利用拡大、ドルへの対抗策

欧州連合(EU)執行機関の欧州委員会は5日、国際決済や準備通貨の分野でユーロの利用を拡大し、ドルに対抗する提案を明らかにした。提案に拘束力はない。 国際決済分野でユーロが占めるシェアは35%強で、ドルと同等水準とされる。...

2018年12月4日 EU財務相会合、欧州安定メカニズム(ESM)の役割拡大で合意

欧州連合(EU)は4日の財務相会合で、ユーロ圏救済基金である欧州安定メカニズム(ESM)の役割拡大で合意したが、ユーロ圏共通の予算や預金保険制度については合意に至らず、決定を先送りにした。 ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長は記者会見で「ユーロ圏の危機防止お...

2018年12月4日 英議会、離脱審議開始 11日採決を目指す

英議会下院は4日(日本時間5日未明)、英国と欧州連合(EU)で合意した離脱案を受け入れるかどうかを決める審議を開始した。5日間の審議を経て11日に採決する。ただ残留派と離脱派の双方が離脱案を批判しており、過半数を確保する見通しは全く立たない。否決されれば経済や市民生活が混乱...

2018年12月4日 英、EU離脱の助言文書公開へ

英政府は4日、欧州連合(EU)からの離脱について、メイ首相が受けた法律上の助言を全て公開する方針を固めた。これまで助言の概要は公表していたが、野党が11日の離脱案の採決に臨むためには全容公開が欠かせないと訴えていた。公開する文書にメイ首相にとって不都合な内容が含まれていれば...

2018年12月4日 EU最高裁法務官「英離脱、取り下げ可能」

欧州連合(EU)の最高裁にあたるEU司法裁判所の法務官は4日、英国のEU離脱決定を巡り、他の加盟国の同意がなくても英国が一方的に撤回できるとの見解を示した。メイ英首相は「離脱案を認めるか、『合意なし』離脱のどちらかだ」と二者択一を反対勢力に迫っているが、今回の見解に沿った判...

2018年12月3日 独政府、ディーゼル車走行規制回避に向けた支援基金拡大

ドイツのメルケル首相は3日、地方自治体がディーゼル車走行禁止を回避できるよう支援基金を約20億ユーロ(23億ドル)に拡大すると明らかにした。 ドイツでは、ディーゼル車による排出が原因で有害物質である窒素酸化物(NOx)の大気中の量が規制値を超えている都市があるが、メルケル政...

2018年12月3日 カタールOPEC脱退

カタールが、2019年1月にOPEC脱退する方針を発表。 理由:天然ガスを中心とする産業の発展に集中するためである、とカタールのエネルギー省が記者会見で説明。原油より大きな潜在力がある天然ガスに力を注ぎたい考え。サウジとの政治的対立も影響している。...

2018年12月3日 中国、パナマ運河へのさらなる関与に意欲的姿勢

中国の習近平国家主席は3日、訪問先の中米パナマでバレラ大統領と会談した。習氏はパナマ運河について「中国が深く関わる世界の貿易において、より大きな効果を発揮させることができる」と述べ、中国の関与強化に意欲を示した。 パナマ運河は太平洋と大西洋を結ぶ世界の物流拠点で、中国は巨大...

2018年12月3日 中国、ガス田試掘を正当化 日本からの抗議を受け

中国外務省の耿爽(こう・そう)報道官は3日、中国による東シナ海の日中中間線付近でのガス田試掘に対して日本政府が抗議したことについて「完全に中国の主権と管轄権の範囲内での事柄だ」と反論、一方的な開発を正当化した。日中のガス田共同開発をめぐる平成20年合意の交渉再開については「...

2018年12月2日 伊首相、EUとの予算案をめぐる合意を楽観

イタリアのコンテ首相は2日、2019年予算案の議会採決を控え、欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会との合意に楽観的な見方を示した。20カ国・地域(G20)首脳会議が行われたアルゼンチンのブエノスアイレスで記者団に対し語った。...

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