2018年12月4日 EU財務相会合、欧州安定メカニズム(ESM)の役割拡大で合意
- 2018年12月4日
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欧州連合(EU)は4日の財務相会合で、ユーロ圏救済基金である欧州安定メカニズム(ESM)の役割拡大で合意したが、ユーロ圏共通の予算や預金保険制度については合意に至らず、決定を先送りにした。
ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長は記者会見で「ユーロ圏の危機防止および銀行破綻処理の機能を強化するために、ESMの役割拡大で合意した」と表明した。
ユーロ圏共通の預金保護制度である欧州預金保険スキーム(EDIS)については、域内諸国の間で懐疑的な見方があまりにも強いため、EU首脳が求めていた政治交渉の行程表についても合意がまとまらなかった。
*参考:ロイター通信
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