2018年10月23日 サウジ 年次投資フォーラム
- 2018年10月24日
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10月23日に年次投資フォーラム「未来投資イニシアチブ」が始まった。ムハンマド皇太子が主催していて、「砂漠のダボス会議」と呼ばれる。
サウジは初日に500億ドルの契約を締結した。
・ガス インフラ分野で25件…トラフィギュラ、トタル、現代、中国兵器工業集団、シュルンベルジェ、ハリバートン、ベーカー・ヒューズ 等
・サウジ国営石油会社サウジアラムコ、15件締結、総額340億ドル
・ムハンマド皇太子は23日の結果を受けて、フォーラムの参加者、投資者の増えたことを称賛した。24日の討論会ではパネリストを務める。
・欧米:カショギ氏の事件を受けて、欧米からは欠席が多かった。多くの欧米の金融機関・企業で、経営トップは不参加としたが、PIF(サウジの政府系ファンド)の案件に乗り遅れると商機を逃すということもあり、トップの代わりに役職の低い幹部を派遣する対応を取った。
・ロシア:欧米各国の様子とは異なり、ロシア政府は大規模な代表団を送り込んだ。…政府系ファンド、直接投資基金、キリル・ドミトリエフ総裁が率いる。ロシアはサウジの経済改革・社会改革を支持している。
・アジア:欠席することに抵抗を感じるところが多く、中国、日本の企業は参加することとなった。
*参考 NHKニュース、ロイター通信
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