イラクの新首相にアブドルマハディ氏が就任。
●2018年5月 国民議会選挙
結果:イスラム教シーア派指導者サドル師のグループが第1勢力
アミリ元運輸相ら政党連合が第2勢力
になったが、どちらも全議席の20%に満たなかったため、連立政権樹立のための交渉が長引いていた。
●2018年10月25日 選挙から5か月半
交渉の末、アブドルマハディ氏が支持を集め、首相に就任
…サドル師のグループにも政党連合にも属さない、シーア派のベテラン政治家
〇閣僚
・アブドルマハディ氏が閣僚候補22人を提案
国防相や内相など8つの重要ポストは議会で承認が拒否されたため、再調整が行われる。
・アブドルマハディ氏は閣僚候補をインターネット上で公募する試みを行った。
→1万5千人以上が応募。しかし最終候補は、全員第1.2勢力の関係者になってしまった。
国内に多く残る課題をどうするのか、異なるイデオロギーで分かれる政治勢力の間でバランスを取って動いていけるかどうか、アブドルマハディ新首相の手腕が問われる。
*参考 NHK ニュース、日経新聞
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