英国外相テリーザ・メイ英首は8月6日の閣議でEU離脱計画(ブレグジット計画)に関して閣内合意を取り付けた。これはEUとのつながりを緩やかに残すものだったため、ブレグジット計画の交渉を2016年夏から担当してきたデイビッド・デイビス・ブレグジット担当相が8日に辞任、また続いて離脱推進派のボリス・ジョンソン外相が9日辞任した。メイ首相はジェレミー・ハント保健相を後任の外相に選んでいる。
ブレグジット元担当相はメイ内閣に対し、現在の英国の政策や戦術の方向性からすると、本当に関税同盟や単一市場を離脱するとは思えなくなってきていると批判。首相の指導力低下について野党からも批判が上がっている。
・参考資料
BBC NEWS JAPAN 英政府のブレグジット担当相が辞任 2018年7月9日
Yahoo!ニュース 英国外相EUの離脱巡り辞任 2018年7月10日
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