ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長は20日、イタリアは財政健全化を断念しなくても、経済成長を加速できるとの認識を示した。
議長は欧州議会の経済委員会で「成長低迷と複雑な社会問題に対するイタリアの懸念を理解し共有するが、これは財政健全化の軌道をリスクにさらさなくても達成できる」とは発言。
「(財政規律ルールの)順守は、各国の利益になるだけでなく、われわれ全体の利益にもなる」とし「われわれは今回の危機から次のことを学んだ。経済・通貨同盟では、健全で責任ある政策を実行する責任が国境を越えて存在する」と述べた。
*参考:ロイター通信
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