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2018年11月13日 水素へ再注目 豪は次世代エネルギー産業として水素開発

更新日:2018年11月17日

次世代エネルギー源としての水素が注目されている。

オーストラリアでは、水素開発に力を入れ、水分が多く低品質とされる石炭「褐炭」や太陽光、風力発電を活用し、次世代のエネルギー産業として期待している。2030年までに中国、日本、韓国、シンガポールなどで70億ドル規模の水素需要が生じる見通し。オーストラリア政府はこれの供給元となることを目指している。

(コンサルタント会社ACILアレンがオーストラリア再生可能エネルギー局向けにまとめた調査による。)


*オーストラリアエネルギー事情

世界最大の石炭輸出国

液化天然ガス(LNG)の輸出で世界2位。2019年に480億豪ドル(350億米ドル)に達するとされるLNG輸出量に比べると水素輸出は当初は小規模とはいえ、LNG輸出量が過去30年間で伸びたように成長する可能性があるといわれている。


西オーストラリア州の地域開発責任者は「日本や韓国などオーストラリアが天然ガスを販売してきた相手は将来のエネルギー源として水素などに重点を置いており、こういった市場にきちんと提供していくようにしたい」と述べた。


*参考 ロイター通信

✎2018年11月17日

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